婦人科検診
婦人科検診とは
女性特有の症状や病気を検査(乳がん、子宮がん、甲状腺、前立腺がん、乳腺エコーなど)する内容を組み合わせた検診になります。
女性は男性より、発見が遅れると若いうちから深刻な病気を患う傾向があります。
当院は子宮がん検診の京都市指定医療機関に登録されています。 京都市のがん検診のうち当院では、 子宮がん 、前立腺がんの検診を行っています。
当院医院の検診・検査
視診、触診
視診とは医師が乳房全体を目で見て異常の有無を確認することで、触診は医師が乳房やその周囲に手を触れることで乳房の形、皮膚、乳頭などの異常、例えばしこりなどがないかどうかも含めて確認します。
乳がんは、自ら乳房にしこりを発見することで発症に気づくがんでもありますが、なかにはご自身では判断できない小さなしこりもあり、このような場合は医師が気づくことがあります。そのため30歳を過ぎたら、乳房にこれといった異常がなかったとしても年に1回ほどの間隔で医師による定期的な検診(視触診)を受けられることを、お勧めいたします。
乳腺エコー(超音波検査)
乳腺エコーとは、被検者の方が診察台の上に仰向けになって、乳房に超音波を当てていく検査になります。そして乳房内部からの反射波(エコー)を画像化することで、乳腺の状態が確認できるようになります。画像では、乳腺は白く、がんは黒く描出されます。なお検査による痛みはなく、体への負担もほぼありません。同検査によって、数ミリ程度の小さなしこりを確認することができるほか、その性状についても詳細にわかるようになるほか、妊娠中も検査は行えます。ただ、石灰化による良性あるいは悪性の判別に関しては、マンモグラフィ検査によって確認するようにします。